家庭菜園のコストはどこまで許されるか(我が家の場合)?
家庭菜園を趣味でやる分にはいくらコストがかかろうとも問題はないのかもしれませんが
食費節約のためにやるのであればローコストでやらなければいけませんね。
我が家の場合、菜園維持のためのコストはどれくらいなら許されるのか?
…ということを最近よく考えます。
菜園を初めて4年目に突入しましたが、いままではあまりコストを考えず
いろんなモノを作っていましたので、そろそろコストを考えて、
経済的合理性に基づいて作る野菜を決めないといかんなと考えるようになっているのです
(今までもできるだけ安い資材・種・苗を中心に栽培してきたつもりではいるのですが)
ところで、野菜に関する統計サイト「ベジ探」によると
日本人一人当たりの生鮮野菜の食料品に占める割合は
平成25年では年間21,737円(全食料費の7.4%)になるのだそうです。
我が家の場合は、私と嫁、息子(2歳半)なので、統計を元に2.3人分くらいで計算してみますと
年間49995円。年間生鮮野菜消費量約5万円という数字が出てきます。
まぁ、これはあくまで統計数値を元に出したものなので、
絶賛貧困中の我が家では、野菜購入費はもっと少ない可能性もありますけれども(未集計です)。
で、世帯での年間野菜消費量5万円の内、6割くらいを菜園で賄うとすれば
3万円が菜園維持にかけられるコストの最大値(プラスマイナス0ライン)ということになります。
現在、我が家で借りている菜園は
年間6000円の市民農園(約10坪)と、
ご近所の農家から借りている年間16000円のレンタル菜園(16坪)の2つ。
地代だけですでに22000円ですから、
資材と肥料・種苗購入費を入れればあっというまに30000円に達してしまいますね。
なにも考えずに資材類を購入していると
あっという間に赤字になってしまう状況にある訳です。
ただし、私の菜園では、紅茶に入れるミントやおやつのサツマイモ・スイカ(トウモロコシも作っているが失敗が多い)は
例年作っておりますし、今年からはイチゴも栽培を始めましたので
(イチゴの苗は激安廃棄苗を3株購入し親株として育てて、10株まで増やしました。後、5株くらいは増えそうな気配です)
生鮮食品に含まれていない可能性のあるイチゴ・スイカ・メロンなどの果物類を積極的に作っていけば
もう少し菜園にかけられるコストにも余裕が出てくると考えています。
(さつまいもも生鮮食品に含まれるのかは不明エクセルのデータには含まれていないようですがどうなんでしょう?)
我が家では家計に占めるお菓子の割合が高めなので、トウモロコシ・サツマイモ・イチゴ・メロン・スイカなどを作って、
お菓子の購入量を減らすことができれば結構なコストカットになるのではないかと見ています。
また、菜園で作る基本野菜の栽培計画をしっかり行って、自給率を7割くらいまで持って行ければ
許されるコスト上限がさらに上がるので、年明け頃からは綿密な栽培計画を練って
コスト管理の方法を模索していきたいなと思っている次第であります。
11月末に購入した見切り品の空豆10株200円(写真は3月末日撮影)
激安苗をうまく育てれば家庭菜園のコストは大幅軽減できますね
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