春の野草を摘む ~野蒜(のびる)~

NO IMAGE

先週末、息子を連れて入間川の土手沿いで野草摘みに行ってきました。
まだヨモギ類は育っていませんでしたが、あちこちで野蒜(のびる)を見かけましたので
試し採りして自宅に帰りました。

野蒜というのは、ネギの仲間で、日本全国いろんなところに生息している野草です。
ラッキョウやタマネギのように鱗茎が肥大し、葉の部分は小ネギのように伸びていきます。
野蒜は大抵群生していますので、見つけ方は簡単。
ネギのような葉っぱがワサワサと生い茂っていたら2~3株掘り起こしてみましょう。

nobiru

↑の写真の用にらっきょう風の鱗茎が特徴。
鱗茎の下にはかわいらしい白いヒゲのような根っこが伸びています。
写真は料理前の野蒜なので、根っこは取っています。

採ってきた野蒜は、”ご飯のお供”系のレシピで「野蒜のなめろう」「野蒜の醤油漬け」を作ってみました。

nobiru_namerou  nobiru_shouyuduke

↑画像左がなめろう、右は醤油漬け

サッと湯引きして刻んで調味料(・なめろう…サトウキビの砂糖、ミソ、酢 ・醤油漬け…ごま油、ごま、醤油)と混ぜるだけのレシピなので非常に簡単。

どちらもご飯に載せて食べたり、お酒のつまみとしてなめるようにつまみながら日本酒や焼酎をチビチビやるのに向いている料理です。

土手に映えている野草を摘んでくるだけで、食卓に一品増えるので貧乏ライフ的には貴重な野草の1つとなっております。
4月になると野蒜の玉部分が肥大化してくるので、今後もちょくちょく採りに行っては(乱獲はやめましょう。必要なだけ採るよう心がけましょう)
野蒜のレシピレパートリーを増やそうと目論んでおります。