できるだけお金と手間をかけない畑の管理(雑草堆肥)
我が家は標準的な世帯年収と比べますと大分貧乏です。
なので、趣味でやっている家庭菜園も
実益を兼ねないと、とてもやっていけるものではありません。
立派な農具や便利な資材などは、見ていると確かに欲しくなるのですが
コストのことを考えるとなかなか手が出ないくらいです。
夏野菜の支柱なんかも、できるだけ安いモノを選んぶようにしていますし
背の高い葦林があるなら、ノコギリ片手に刈り取りにいきたいほどです。
しかし、いくら趣味でやっているからとはいえ、
畑の作業に手間ばかりかけていて、他のことがおろそかになったのでは
我が家のような貧乏世帯では死活問題になります。
畑作業の労働コストも多少なりとも考慮しなければならないでしょう。
なので、家庭菜園での野菜作りも、極力資材・肥料を購入せず
畑の維持もできるだけ省力でやる方針となっております。
最近特に気をつけているのは、畑での雑草の有効活用です。
畝・畝間には極力雑草マルチ(刈草を畝上に敷きつめる)をして
刈草を自然に堆肥化させるようにしています。
雑草マルチをやった畝と裸地のままにしておいた畝では
野菜のデキが全然違うことに気づきましたので
今年からは雑草を一束二束抱えて畑に通うようにしています。
雑草を敷きつめた畝で発芽したジャガイモ(メークイーン)。今年の生育状況はすこぶる良好。
雑草を堆肥化させれば、わざわざ堆肥を購入する必要もありませんし
仮に堆肥を施すにしても、苗を植える周辺のみにするなど、
購入量をかなり減らすことができるのではないかと思っております。
実際、元茶畑の残渣置き場から生えたキタアカリやアンデスレッドなど、
有機物を野積みにした場所で育った野菜は明らかに生育具合が良いので
雑草・残渣堆肥は効果ありとにらんでおります。
普段から草取りを無理のない作業量でテキトーに行って、
畑に投げ込んでおくだけで野菜の育ちが良くなるなら
楽ちんだし、お金もかからないと思うのですが、どうでしょうか?
畝に雑草のタネが持ち込まれてしまうのだけは難点ですが、、、
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